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たくらみトークからのVol.3 ~多摩川に感謝〜



Tamagawa Brew vol.3開催の翌々週、台風19号による川の氾濫で、多摩川やその周辺は大きな被害を受けました。

Brewで見たすばらしい数々の景色の余韻が残る中、会場であった兵庫島は川に飲みこまれ、水が引いた今も流されたゴミや枯れ木だらけでいつもの景色を取り戻すにはまだ時間がかかりそうです。

Brewでは、ただ多摩川を楽しむだけでなく多摩川の自然を受け止め感謝して、復興のためにBrewとしてできることはないか模索してきたいと考えています。

さて、ここからはvol.3開催リポートです。

今年度のTamagawa Brewでは、たくらみトークを開催してみなさんのご意見や河原でやってみたいことを話し合い、やりたいコンテンツを公募して発表してもらう、それがどうすればどのようにできるかを考え実現させることが新たな試みでした。

以下、事務局メンバーが各パートごとにリポートします。



事前準備&許認可等(裏話多め)

今回のイベントでは昨年に引き続き、多摩川河川敷活用実行委員会という実行委員会を

組成し、各種の手続きを行うことになりました。裏話ですが、実行委員会を組成し、その

メンバーに行政の方々に入っていただくことで、色々と手続きがスムーズにいくという側

面があったりします。

ここからは少しマニアックな話になってしまうかもしれませんが、今回のイベントを開

催するにあたっては、当然ながら各種の手続きが必要となります。会場である兵庫島公園

は公園でありながら河川空間でもあるという特殊な場所で、公園管理者、河川管理者、そ

れぞれの許認可が必要となります。また河川空間であるということは、河川が増水した際

の対応方法や撤去の計画をしっかりと決めておく必要があるということです。加えて、飲

食物を取り扱うことや揚煙行為(焚き火)などが発生することから、保健所や消防への手

続きも必要となります。その全ての手続きを実行委員会で行います。これが実は大変なん

です。

 あくまでも一例ですが、今回の手続きの中で焦点となった事例をご紹介します。それは

ずばり「イベント備品等の会場への残置」です。兵庫島公園にはイベントで使用出来る倉

庫等は存在しておらず、複数日開催するにあたっては、備品類を残置出来るか否かが死活

問題となるのです。今回のイベントに関しては、管理者とも協議した結果、一定の制約(

内容は細かいので敢えてここでは触れません)を順守した上で、危険物や火器を除いたイ

ベント備品等については、残置可能ということで許可をいただくことが出来ました。

来園者の安全性に配慮し、夜間はライトを点灯

各出店者の備品類を集約し、コーンパテーションで囲う

 Tamagawa Brewはまだまだ発展途上ですが、イベントを重ねる度に確実に一歩ずつノウハウや経験を蓄積してきました。今回の残置物の取り扱いに関しても、そのような経験が認められ、許可をいただけたのではないかと思います。小さなことかもしれませんが、実行委員会としては、実はこのようなことが嬉しく、大切なことだと感じています。

次はいよいよ本番当日のレポートをします!!引き続きお付き合いくださいませ。

(申請担当J)


「美しい多摩川の川べりで、焚火を囲みながら至福の時間」

『TAMAGAWA BREW Vol.3』は、秋!?というより夏の陽気の中、2019年27日(金)・28日(土)の2日間で開催されました。残念ながら雨天予想のため、29日(日)は中止となってしまいましたが、昨年の1日開催だったうっぷんを晴らすべく、大盛り上がりの2日間で幕を閉じました。



1日目(金曜日)

初日の27日は、遅めの16時スタートにもかかわらず、薪割り体験には、近隣の子供達や学生、ランニング中の 方やスーツ姿の方まで…様々なジャンルの方がチャレンジされていました。割られた薪で焚火を囲み、ビール を飲みながら生演奏の音楽に浸る。夕暮れにシャボン玉が舞う美しい兵庫島で、日没後までゆっくりとした時 間を過ごされていました。




2日目(土曜日)

28日は朝から良く晴れ、気持ちの良いお天気。12時からの開催でしたが、多くの家

族連れで賑わいました。今回初参加のpaddlecityさんのスタンドアップパドルや、アイデ

ス㈱のD-Bike、他にもヨガやスラックラインなどが多摩川ならではのアクティビティを提

供。夕暮れからは焚火・映画・足湯にドラム缶風呂など、普段の多摩川では考えられない

楽しみ方が始まりました。飛び込みでシャボン玉おやじやキラキラマンも登場。BREW史

上最高の盛り上がりを見せて、多摩川の夜は更けていくのでした。

(設営担当G&会計・運転担当O)



まとめ

台風による雨天中止(2・3日目)となってしまった前回から、満を持しての開催となったTAMAGAWA BREW Vol.03。

今でも目を閉じると、多摩川に沈む夕日・シャボン玉・心地よい音楽・色んな人の笑顔が織りなす景色が浮かんできます。

イベント運営面から振り返ってみると、反省点や改善が必要な点が多々あります。また、来場された方、出展された方からも貴重なご意見をたくさん頂きました。

実行委員会では改めてこれらと向き合いながら、今後のTAMAGAWA BREW開催について検討を進めていきます。

この取り組みのゴールはイベント開催にとどまらず、「みんなが使い手になる」ような水辺利活用の枠組みを形成することです。

今までは我々実行委員会が中心となり、「やってみたい!できたらいいのに!」=「たくらみ」を実行していましたが、そんな思惑もあり、今回から実際に一般の方の「たくらみ」も公募して、実際に出展頂くことができました。これは私達にとって大きな一歩でした。(ご協力頂いたみなさま、ありがとうございました!)

また、これまでは兵庫島公園利用における規則・禁止事項・許可申請・・・といったような、活動をする上でのハードル(何をしなければならないか)をクリアにしていくフェーズだったといえます。

たとえば、

「焚き火をしたい!」

「五右衛門風呂に入りたい!」

とたくらんだ際、どのようなプロセスを経て実施へと向かうのか。ノウハウとして蓄積し、近い将来ガイドラインのようなものを作るための糧にしたい。

今回、その目的は概ね達成したのではないかと認識しています。

今後はそのノウハウを用いた枠組みづくりも進めていくことで、「みんなが使い手になる」という最終ゴールに向かっていけたらと思っています。

ただ、そのためには単純にガイドライン・枠組みづくりをすれば良いというわけではなく、より多くの方の「やってみたい!できたらいいのに!」=「たくらみ」をどう引き出すかも肝心です。

例えば兵庫島公園という水辺空間の魅力を内外に訴求して利用価値を上げていくことや、二子玉川内はもちろん、隣接するエリアとの交流や情報交換なども必要になってくるかもしれません。

(web,広報担当F)



今後に向けて

来場者に実施したアンケートでイベント開催の頻度について尋ねたところ、多くの方から毎週末、毎月がよいという回答をいただきました。

みなさんに歓迎、心待ちにしていただいているイベントであることがわかりうれしい反面、ご要望に応えてイベントの頻度を上げるには様々なハードルが立ちはだかり、どうクリアしていくかが今後の課題です。

インフラ整備:毎回運び込み撤収に疲弊する焚火台やテント、椅子、テーブルなどの備品をすぐに設営できるよう近くに保管できないか?

資金:イベント保険、運搬用レンタカーなどなど開催にかかる資金をどうまかなっていくか。

マンパワー:人手不足。仲間や賛同者を募り、もっとたくさんの人をまきこみたい。

などなど悩みはつきませんが、

Brewはその時々にできること、最良のことを考えながら、たくらみを続けていきます。

今後ともBrewをどうぞよろしくお願いします。

(飲食担当I)

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